横浜 川崎 後藤純一税理士事務所

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後藤純一 地球紀行

ヒマラヤの民~ネパール(後編)

もう一つの民族は「チベタン」。いわゆるチベット民族だ。なぜチベット民族がネパールにいるのか?

それは1950年代に中国のチベット自治区内で起こった「チベット動乱」により、ダライ・ラマ14世が中国を脱出しインドに亡命。その後インドのダラムサラでチベット亡命政府を樹立。その亡命政府を追って多くのチベット民族がヒマラヤ山脈を越えてインドへ渡った。その時インドまでたどり着けずに、途中のネパールに留まったチベタン達が難民と化した。そして難民キャンプを作り、やがてチベタンの民族村を形成し、現在に至っている。ただ、ネパールに亡命した後もチベタンの就職は難しく、短期の日雇いの仕事を見つけるのがやっと。ということは、彼らチベタンはさぞかし暗く寂しい生活を強いられているに違いない・・・。

な~んてことは全然なかった・・・。

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明るっ!何なんだこの笑い声は?みんな人懐っこい。キャッキャ言いながら、おどけた表情を見せる。

はだしでサッカーって・・・つま先痛いだろ。ガラスの破片とかを踏まないように気をつけてな。

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仲が良さそうな兄弟。大きくなったら2人でちゃんと親孝行するんだぞ!

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チベット仏教の寺院で出会った修行中の小坊主くんも笑顔が絶えない。

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がんばれチベタン!今は中国、インド、ネパール、ブータンなどに分散してバラバラに生活しているけれど、いつか亡命政府が国際的に認められた国家になって、全民族が一緒に暮らせるようになるといいね。

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