横浜 川崎 後藤純一税理士事務所

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後藤純一 地球紀行

ヒマラヤの民~ネパール(前編)

世界で一番高い山エベレスト(現地語ではサガルマータ又はチョモランマ)。標高は8844m、富士山のおよそ2.3倍の高さだ。
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そのエベレストを含む8千m級の山々が連なるヒマラヤ山脈のふもとに「ネパール民主連邦共和国」は存在する。

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この国で二つの素敵な民族に出会った。まず一つ目はネパリ(生粋のネパール人)。

首都カトマンズの通りをプラプラ歩いていると2人のネパリの少年たちに声をかけられる。突然日本語で話しかけられて驚いていると、すかざず彼らは言った。

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(ネパリ)「学校が終わったあと、別の学校で日本語を勉強しているんだよ」

(自分) 「他の子は遊んだり、昼寝したり、アルバイトしたりしてるだろうに・・・なんで?」

(ネ)「ぼくらは遊ぶよりも日本語を勉強する方が楽しいから」

(自)「え?・・・なんで?」

(ネ)「日本が好きだから」

(自)「え?・・・なんで?」

(ネ)「日本人はみんな真面目で、一生懸命働くから国が発展したんだって僕のお父さんが言ってたよ。日本って素晴らしい国なんでしょ?」

(自)「・・・(なんも言えない)」

ネパリは基本的にシャイで内気。写真を撮るときも凛々しく写りたいからなのか一様に無表情だ。でも話が進むにつれてリラックスするのだろう、素朴でとても優しい一面を覗かせる。その表情の変化の過程を観察するのが妙に楽しかったりもする。

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ネパールの定食ダル・バート・タルカリ(ダルは豆のスープ。バートはごはん。タルカリはカレー風味のおかずのこと)をお腹一杯食べ、雑踏をもう一回り散歩することでカトマンズの街をもっと満喫することにした。
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