横浜 川崎 後藤純一税理士事務所

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後藤純一 地球紀行

砂の世界~モロッコ

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ここは3年間に1度も雨が降っていない大地、サハラ砂漠。

ベースキャンプのロッジでラクダを借りて、

ガイドと2人砂漠をさまよい、

丸1日がかりでようやくこの地にたどり着いた。

ひとたび風が吹けば一面の砂嵐、

これが数十分から数時間続くこともザラで、

風がやんだ後はさっきと地形が変わっている・・・。

 

夜になりベルベル人系の遊牧民のテントを訪れ、

そこで本場モロッコのタジンをごちそうになる。

美味しい!子供の頃キャンプで食べたカレーよりも美味しい!

 

「みんな、こんな過酷なところでよく暮らせますね。」

「時々物資の調達に街に出るが、ごちゃごちゃしててとても住む気になれないね。」

(確かにここは広々としてはいるが、う~んしかし・・・)

 

翌朝、日の出前に真っ暗な砂山を登った。

が、砂が柔らかすぎて、少し登ってはズルズルと後退する・・・。

下りのエスカレーターを逆走して登ってるようなもので、

これは立派なトレーニングの一種だ。

朝っぱらから汗びっしょりになり、頂上からご来光を拝む。

見渡す限りの砂の世界にあとは空。

感動で1時間以上動けずにそこにたたずんでいた。

 

すると砂山の下から

「お~い、朝ごはんが出来たぞ~!

そんなとこにいつまでもいないで下りて来~い!」
どうやら彼らベルベル人にとっては、ごく日常の風景だったようだ・・・。

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