横浜 川崎 後藤純一税理士事務所

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後藤純一 地球紀行

ノーバディ ノーズ(誰も知らない国)~ベリーズ(前編)

地球儀を回してみると、世界には実にたくさんの国があることがわかる。その数193カ国。これは国連加盟国だけの話で、このほかに加盟申請中の国や地域も相当数ある。

これら200前後の国と地域は、おおむね次の4つのカテゴリーに分類できるはず。

① 日本

② 行ったことがある国

③ 行ったことはないが聞いたことはある国

④ 聞いたことすらない国

④の国々について、特に興味を持ち、無性に行きたくなってしまうという特性を自分は持っている。

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今回の訪問先は中米にある小さい国ベリーズ。誰も知らない国だ(と思う)。

地球の歩き方を見ても、わずか数ページしか割かれていない。う~ん、情報が乏しい・・・。

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隣接する国、グアテマラの奥地から陸路で国境を越え、何とか念願の初入国。その後地元の交通機関を乗り継ぎ、国内最大の都市ベリーズシティにたどり着いた。

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最初に感じた印象は、「ここはアフリカか?」だった。ほかの中米の国の雰囲気とは明らかに違う。まず、言葉がスペイン語ではなく英語。これはベリーズが中米で唯一スペインではなく、イギリスの植民地だったことに由来する。そして街に流れる音楽や行き交う人々の姿を見てもアフリカンなムードが漂う。これは、イギリスが支配していた時代にアフリカから多数の奴隷をこの地に連れてきたことによる影響のようだ。過去の悲しい歴史が皮肉にも現在のこの国の文化を創っているとも言える。

昼ごはんを食べながら、店員の兄ちゃんに聞いてみる。

自分「ベリーズの見所ってどこ?」

店員「そりゃ、あんた。ベリーズバリアリーフで決まりだよ。」

自分「どうすれば行けるの?」

店員「そこの船着場からボートが出てるよ。3時間くらいかな。」

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オーストラリアのグレートバリアリーフに匹敵するというベリーズバリアリーフ。

これは行くしかない。

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カリブ海の真っ青な海をイメージしながら船着場に急いだ。

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