5時間くらい経っただろうか。
いよいよ陸地が見えてきた。
スマトラ島だ!
トラの姿はまだ見えない・・・。
インドネシア入国の手続きを済ませて上陸する。
う~ん、上陸前はジャングルのイメージしか無かったのだが、意外にもフツーの街並みだ。
だが、さすがはジャングルの島。
一瞬のスコールで、道路はあっという間にこの通り。
市場でこの島の特産物を物色する。
エビが苦手な人には堪らない画像だろう・・・。
レストランはいわゆる「置き薬商法」。
とりあえずフルに皿が並べられ、食べた分だけ後でチャージされる。
(でも、これって、前の人が食べ残した皿に補充して持ってきてるんじゃ・・・?)
いやいや、余計なことは考えないでおこう。
その後、猿のTシャツがかわいい兄ちゃんの人力自転車に乗り、
小学校では少年少女たちとふれあい、
昭和の時代のカラオケボックスのようなものを横目で見ながらスマトラ島の観光を終えた。
後でわかったことだが、「スマトラトラ」は絶滅危惧種で、動物園以外ではスマトラ島のみで生息する。
生存数は現在およそ300頭しかない。
ましてや本州の2倍の広さのスマトラ島で、どうやら自分ごときが簡単に見つけられる動物では全然なかったようだ・・・。