ヒマラヤ山脈の麓にあるブータン王国。
ここは知る人ぞ知る激辛の王国だった。
モニュメントの左側は大日本帝国、右側はソビエト連邦。
ここは太平洋戦争が終わるまで日ソ国境だった場所。
勿論かつては行き来など簡単にはできなかった。
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ここは3年間に1度も雨が降っていない大地、サハラ砂漠。
ベースキャンプのロッジでラクダを借りて、
ガイドと2人砂漠をさまよい、
丸1日がかりでようやくこの地にたどり着いた。
「赤道の上に立ってみたい!」
子どもの頃、地球儀を初めて見たときから願い続けていた夢だった。
モンゴルの首都ウランバートルから車で3時間くらいの大草原。
電気、水道、ガス、電話、新聞、テレビ、ネット、なんにもない・・・。
さらに言えばお風呂もトイレもない・・・。
そんな大草原の小さなゲルで2泊3日お世話になった。
コロンビアの首都ボゴタの空港で突然声をかけられた。
「ニホンノカタデスカ?」
ん?日本語?
それまでスペイン語のシャワーを浴び続けていたので
耳がついていかない・・・。
「僕はお父さんが日本人なので、日本語が分かります」
おぉ、完全に日本語だ。
ボゴタの大学生のH原君には商社マンのお父さんと
コロンビア人のお母さんがいる。
中学までは鹿児島に住んでいて、
高校からお父さんの転勤でお母さんの母国コロンビアに
住むことになったという。
ゴラン高原クネイトラ。
高原といっても、軽井沢や那須などのようなリゾートでは決してない。
第3次中東戦争の戦場となった村だ・・・。
バングラディシュ第3の都市クルナは、
ベンガル湾に注ぐ大河ガンジス川の河口、デルタ地帯にある。
街は川だらけ、にも関わらず橋は一本もかかっていない・・・。
向こう岸にある世界遺産バゲルハットへ行こうと1時間くらい待っていると、
やってきました渡し舟。
バングラでは重要な交通手段だ。
あんまり端っこに乗っていて、押されて落とされると困るので、
真ん中あたりに乗ることにした。
・・・失敗した。
落とされないのはいいけれど、景色はまったく見えないし、何より息苦しい・・・。
所要20分の時間が3時間くらいに感じられる。
まるで罰ゲームのようだ。
暑い!
って、いうより日差しで痛い!
そして熱気が重い!
53℃の世界は灼熱地獄だ・・・。
日中なのに街はだ~れも歩いていない。
それもそのはず、50℃を越えると
たとえ100mでも水なしでは歩けない、命がけの世界だ。