1,600m地点からロープウェイに揺られることおよそ1時間半、ついにその時はやって来た。標高4,700m、自己新記録更新の瞬間だ。
世界一のロープウェイは4連構造になっている。つまり、1本あたり20分くらい要するロープウェイを4本乗り継ぐことによって頂上まで行くことができる。それにしてもスタート地点からゴールがまったく見えない・・・。1連目のゴールすら見えないとは、この先一体どれだけ長いんだか・・・。
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「世界の頂点に立つ!」
おお、なんと心地のよい響きだろう。長年の夢、その世界の頂点に立てるチャンスがやってきた。とは言っても、エベレストに登ろうというわけではない。世界最高地点のロープウェイに乗り、その頂に立とうという計画だ。
屋根の無い、雨が降ったらどうするの?的なボートに押し込められ、揺られ揺られて5時間後、やってきましたベリーズバリアリーフ。
地球儀を回してみると、世界には実にたくさんの国があることがわかる。その数193カ国。これは国連加盟国だけの話で、このほかに加盟申請中の国や地域も相当数ある。
これら200前後の国と地域は、おおむね次の4つのカテゴリーに分類できるはず。
① 日本
② 行ったことがある国
③ 行ったことはないが聞いたことはある国
④ 聞いたことすらない国
④の国々について、特に興味を持ち、無性に行きたくなってしまうという特性を自分は持っている。
もう一つの民族は「チベタン」。いわゆるチベット民族だ。なぜチベット民族がネパールにいるのか?
それは1950年代に中国のチベット自治区内で起こった「チベット動乱」により、ダライ・ラマ14世が中国を脱出しインドに亡命。その後インドのダラムサラでチベット亡命政府を樹立。その亡命政府を追って多くのチベット民族がヒマラヤ山脈を越えてインドへ渡った。その時インドまでたどり着けずに、途中のネパールに留まったチベタン達が難民と化した。そして難民キャンプを作り、やがてチベタンの民族村を形成し、現在に至っている。ただ、ネパールに亡命した後もチベタンの就職は難しく、短期の日雇いの仕事を見つけるのがやっと。ということは、彼らチベタンはさぞかし暗く寂しい生活を強いられているに違いない・・・。
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世界で一番高い山エベレスト(現地語ではサガルマータ又はチョモランマ)。標高は8844m、富士山のおよそ2.3倍の高さだ。
そのエベレストを含む8千m級の山々が連なるヒマラヤ山脈のふもとに「ネパール民主連邦共和国」は存在する。
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事故当時、原発周辺には原発関係者とその家族以外にも住人がいた。周辺の村で農業を営む人たちだ。それでは原発事故の後、その周辺の村の住人たちはどうしたのだろうか?うわさによると彼らは一旦は村を離れたものの、やはり生まれ育った村の暮らしが忘れられず、また村に戻って普通に生活しているのだという。居住禁止区域なのに・・・原発からわずか3kmあまりなのに・・・。う~ん、彼らは一体どんな暮らしをしているのだろうか?それをこの目で確かめるため、早速村に向かった。
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チェルノブイリ原発から4kmほど北に行ったところに「プリピャチ」という街が・・・、いや、街だった場所がある。原発で働く従業員とその家族が住むためのベッドタウンとして建設され、当時の人口は約5万人。高層マンションが立ち並び、映画館や劇場、体育館やプール、緑豊かな公園や遊園地もある、とても住みやすく近代的な街だった。
あの日が来るまでは・・・。
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1986年4月26日。旧ソ連、現在のウクライナ共和国でその爆発事故は起こった。実験中の4号炉が爆発したことにより発生した放射性物質は、広島の原爆の400倍との記録(IAEA)がある。またこの事故による直接・間接の死者数は実際数十万人とも言われているのだが、ソ連政府の発表によると運転員、消防士合わせてたったの33人・・・。そんな訳は・・・。恐ろしい・・・。
原発から30km圏にあるジチャートキ検問所。ここから先に入るには事前に特別の許可証を入手する必要がある。