地球儀を回してみると、世界には実にたくさんの国があることがわかる。その数193カ国。これは国連加盟国だけの話で、このほかに加盟申請中の国や地域も相当数ある。
これら200前後の国と地域は、おおむね次の4つのカテゴリーに分類できるはず。
① 日本
② 行ったことがある国
③ 行ったことはないが聞いたことはある国
④ 聞いたことすらない国
④の国々について、特に興味を持ち、無性に行きたくなってしまうという特性を自分は持っている。
もう一つの民族は「チベタン」。いわゆるチベット民族だ。なぜチベット民族がネパールにいるのか?
それは1950年代に中国のチベット自治区内で起こった「チベット動乱」により、ダライ・ラマ14世が中国を脱出しインドに亡命。その後インドのダラムサラでチベット亡命政府を樹立。その亡命政府を追って多くのチベット民族がヒマラヤ山脈を越えてインドへ渡った。その時インドまでたどり着けずに、途中のネパールに留まったチベタン達が難民と化した。そして難民キャンプを作り、やがてチベタンの民族村を形成し、現在に至っている。ただ、ネパールに亡命した後もチベタンの就職は難しく、短期の日雇いの仕事を見つけるのがやっと。ということは、彼らチベタンはさぞかし暗く寂しい生活を強いられているに違いない・・・。
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世界で一番高い山エベレスト(現地語ではサガルマータ又はチョモランマ)。標高は8844m、富士山のおよそ2.3倍の高さだ。
そのエベレストを含む8千m級の山々が連なるヒマラヤ山脈のふもとに「ネパール民主連邦共和国」は存在する。
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事故当時、原発周辺には原発関係者とその家族以外にも住人がいた。周辺の村で農業を営む人たちだ。それでは原発事故の後、その周辺の村の住人たちはどうしたのだろうか?うわさによると彼らは一旦は村を離れたものの、やはり生まれ育った村の暮らしが忘れられず、また村に戻って普通に生活しているのだという。居住禁止区域なのに・・・原発からわずか3kmあまりなのに・・・。う~ん、彼らは一体どんな暮らしをしているのだろうか?それをこの目で確かめるため、早速村に向かった。
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チェルノブイリ原発から4kmほど北に行ったところに「プリピャチ」という街が・・・、いや、街だった場所がある。原発で働く従業員とその家族が住むためのベッドタウンとして建設され、当時の人口は約5万人。高層マンションが立ち並び、映画館や劇場、体育館やプール、緑豊かな公園や遊園地もある、とても住みやすく近代的な街だった。
あの日が来るまでは・・・。
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1986年4月26日。旧ソ連、現在のウクライナ共和国でその爆発事故は起こった。実験中の4号炉が爆発したことにより発生した放射性物質は、広島の原爆の400倍との記録(IAEA)がある。またこの事故による直接・間接の死者数は実際数十万人とも言われているのだが、ソ連政府の発表によると運転員、消防士合わせてたったの33人・・・。そんな訳は・・・。恐ろしい・・・。
原発から30km圏にあるジチャートキ検問所。ここから先に入るには事前に特別の許可証を入手する必要がある。
さあ、いよいよラクダに乗ってサハラ砂漠1泊2日の旅がスタート。
ガイドに導かれ、50度超えの超炎天下と1時間に1回くらいやってくる強烈な砂嵐に耐えながら、2時間近く砂漠をさまよう。
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昨日、ハッサンの家についた時は辺りはすでに真っ暗で全然わからなかったのだが、
朝起きると、そこはトドラ渓谷のど真ん中だった。
地球上で最も広い砂漠、サハラ砂漠。
その広さはおよそ1,000万K㎡。
東京ドーム2億2千万個分(分かり難い!)
もうちょっとだけ分かりやすく言うと
日本列島が26個半すっぽりと入ってしまう広さだ・・・。
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5時間くらい経っただろうか。
いよいよ陸地が見えてきた。
スマトラ島だ!
トラの姿はまだ見えない・・・。
インドネシア入国の手続きを済ませて上陸する。
う~ん、上陸前はジャングルのイメージしか無かったのだが、意外にもフツーの街並みだ。
だが、さすがはジャングルの島。
一瞬のスコールで、道路はあっという間にこの通り。
市場でこの島の特産物を物色する。
エビが苦手な人には堪らない画像だろう・・・。
レストランはいわゆる「置き薬商法」。
とりあえずフルに皿が並べられ、食べた分だけ後でチャージされる。
(でも、これって、前の人が食べ残した皿に補充して持ってきてるんじゃ・・・?)
いやいや、余計なことは考えないでおこう。
その後、猿のTシャツがかわいい兄ちゃんの人力自転車に乗り、
小学校では少年少女たちとふれあい、
昭和の時代のカラオケボックスのようなものを横目で見ながらスマトラ島の観光を終えた。
後でわかったことだが、「スマトラトラ」は絶滅危惧種で、動物園以外ではスマトラ島のみで生息する。
生存数は現在およそ300頭しかない。
ましてや本州の2倍の広さのスマトラ島で、どうやら自分ごときが簡単に見つけられる動物では全然なかったようだ・・・。